医療法人社団 晨光会[日本橋デンタルクリニック]|治療内容・方針


● 治療内容・方針

 機能の回復とは、何不自由なく「何でも自分の歯できちんとおいしく食べられる」ようにすることです。 その手段としては、詰め物、被せ物、ブリッジ、入れ歯、インプラント等を利用して、快適に噛み、快適においしく食べることができるように機能を回復します。 ただ主観的に食べられるようになったというのではなく、解剖学、生理学、咬合学等の様々な学問的な背景を踏まえ、本社団では根拠ある治療を行います。
 また多くの場合、不潔になりやすい状態、そして力学的条件等が悪影響を与えている頻度が高いので、その原因を除去して、改善します。 もちろん、噛み合わせが合っていない詰め物や、被せ物、フィットしない入れ歯などは、機能をきちんと回復しているとはいえません。

● 主な治療方法

・歯冠修復 大きく分けて、詰め物とかぶせ物があります。さし歯も含まれます。

・連結固定 問題のある弱い隣り合った歯同士を繋げて力の分散を図り力学的に補強すること。咬合力への対応を図り、将来の安定した咬合への移行を図ります。

・ブリッジ 歯を失った部分の両側の歯を土台にして、歯を失った部分を補います。

・入れ歯 通常、ご自身で取り外しが可能な義歯のことを言います。

・インプラント 歯を失った部分に、人工の杭を立て、その上に人工的な歯を作ります。

● 環境改善

 口腔内のトラブルの原因となる頻度の高い疾患は、むし歯と歯周病(歯槽膿漏)です。これらの病気は、いずれも細菌(感染症)が原因で発症します。また、口腔内の汚れの殆どは歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊です。その細菌の全てが病原菌ではありませんが、歯石をとったり、歯を磨いたり、口腔内をきれいにして原因の除去を図ることが極めて重要なことです。
 我々は、常に環境改善を忘れません。患者さんに、無理やりブラッシングを押し付けるのではなく、診療時には、まずこちらで率先して口腔内をきれいにしてさし上げます。

● クオリティの向上

 生活のクオリティの向上とは、歯ごたえ等を感じて何でもおいしく味わえることはもとより、審美すなわち見かけの向上も重要なことです。高い社会生活を獲得し維持しようとした場合には、より自然で、健康感のある口元は不可欠です。
 本社団では、穴のあいた歯、欠けた歯、汚れた歯などを、より自然で、健康感あふれる口元に回復します。機能のみを回復しても、たとえば、前歯が金属でおおわれ、口を開けて笑うのが恥ずかしい、息が臭いといった状況では、クオリティが回復されているとはとてもいえません。

● 再発の予防

 いくら治療をしたとしても、その後の再発の予防がなされていなければ、治療の繰り返しです。治療した後にはきちんとメインテナンスをおこない、手入れをすることが重要です。また、現在健康で問題のない状況でも、定期的に検診を行い、発症する前に予防する事は大変に重要なことです。
 もちろん日常生活のなかで、ご自身で歯ブラシをすることはとても重要なことですが、定期的にプロフェッショナル・クリーニング(PMTC、SPT)をおこない、メインテナンスすることにより再発率が下がるということは、エビデンスがしっかりしていることです。本社団では、熟練した歯科衛生士が専属で、定期的なメインテナンスを担当いたします。

● 健康な歯の美しさ

 「白い歯」は健康な歯の代名詞のようにいわれていますが、大切なのは、あくまでも、汚れや歯垢、歯石などのない清潔な状態であること、その自然な美しさが健康な歯の証です。
 美しい歯の第1ステップは、治療により、健康な状態を取り戻すことです。さらに第2ステップとしては、きちんと指導を受けたブラッシングと定期的なメンテナンスでこの健康な状態を保つことです。
 最近、ホワイトニング療法等も非常に有効ですが、それにはまず自然な状況下において、ご自身の歯をどこまできれいに出来るかというところから始まります。

● フッ素塗布

 昨今、幼児・小児のむし歯の罹患率は、とても減少しております。これには、口腔衛生の啓蒙、予防処置としての「フッ素塗布」などが大きく効果を上げているからです。口腔内の状況含めて、ご気軽にご相談下さい。



pagetop