医療法人社団 晨光会[日本橋デンタルクリニック]|診療方針


● 診療方針

 まず、患者さまを大切に、全ては人と人とのコミュニケーションに始まる。
 そのうえで、しっかりとした診査、診断、インフォームド・コンセントに基づいて治療計画をたてて診療を進めることを、本社団ではとても大事にしております。
 まずはじめに情報の収集(診査・検査)を行い、それに対するお見立て(診断)をいたします。患者さまにその状況を十分に理解してもらい、様々な治療方法を提案・提示(インフォームド・コンセント)の結果、患者さまに最も適した治療方法を選択していただきます。患者さまの了解・納得のもと計画性をもって治療に当たる(治療計画)ことがとても大切だと思うからです。そして施した治療に患者さまより本当に感謝されたいと考えるからです。
 口腔内だけを診るばかりではなく、全身のなかの口腔を診る。歯科診療を通じて全身状態の改善・健康に寄与する。
 そして、歯科治療に重要なものは、「口腔機能の回復」、「口腔内の環境改善」、「生活のクオリティの向上」と「再発の予防」です。このどれが欠けても、よい治療にはなりません。
 全てが高いレベルで達成されてこそ、優れた歯科治療といえるのです。

● Hospitality

 本社団では、最新設備の整った、ゆとりある清潔な空間で最高品質の歯科診療を提供しております。 本社団には、基本的にアルバイトのスタッフはおりません。日々、訓練された精鋭のスタッフが働くなかで、寛いで診療をお受け下さい。

● 緊急処置

 痛い、腫れた、格好悪い等とりあえずお困りのことを、先ず解消することが重要です。本社団では、それらのお困りのことを何よりも早く解消することを最優先に考えております。

● 無痛診療

 だれでも痛いのはいやな事です。よく無痛診療を、さも特殊診療のように解釈している例を見かけますが、技術と科学が進歩した今日において無痛診療はあたりまえの事です。
 また、笑気麻酔等も多用できる時代です。昔のように「我慢大会」みたいな診療は、今日ではほとんど皆無です。しかしながら、病状が悪化してからの受診は麻酔薬の効きが悪くなるのも事実です。そのためにも早目の受診をお勧めします。

● 口腔は全身の中の一部であるという基本を重要視

 口腔は、「全身の一部である」ということは、誰もが解っている当たり前のことです。まず、口腔内を診る前に、患者さんの全身状態、社会状況等を察知しなければ「良質な歯科治療」とは呼べないでしょう。
 本社団では、まず患者さんそれぞれの状況を把握し、少しでも患者さんの全身の健康に寄与するように、常に心がけております。

● 「白い歯=美しい口元」ではない

 最近では「ただ歯を白くする」だけを目的とした診療行為も増えているようです。はたして、ただ白いだけの歯が、美しい歯でしょうか。白さだけを誇張したような歯は、自然観がなく、そこに人工的に作為を加えたことを誇張してしまい、かえって不健康に感じられます。黒い歯のなかの一本だけの白い歯、白い歯のなかの一本だけの黒い歯はみっともなく、他人の目に綺麗にうつりません。
 美しい口元とは、正中線、スマイルライン及びリップライン等を含め全体的なバランスを改善することが重要です。そのような前提の上で、健康観のあふれる、自然な感じの美しい口元にしていきます。

● 8020運動

 「8020運動」を、ご存知でしょうか。これは「80歳で自分の歯を20本以上残そう」という標語です。
 20本というのは、取り外しの入れ歯を入れなくてはならないか、入れなくてすむかの境界値の平均的な残存歯数を根拠とするものですが、当院で長年受診なされている80歳以上の方には、20本以上の歯がある方が多数いらっしゃいます。それらの方には、もっと目標値を高くし、「8028」あるいは「8032」の目標設定をもってもよいと考えております。
 「一生、自分の歯でおいしく食べよう」ということを目標とすることが、とても重要であると考えます。



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